2017.02.24更新

【防府市制施行80周年記念/チェコ文化年2017関連事業】ミュシャ展-アール・ヌーヴォーの華-

会期:2017年2月24日(金)~3月26日(日)10:00~17:00(入場は16:30まで)火曜日休館

会場:アスピラート 2F 展示ホール

およそ20年ぶりの山口!珠玉のミュシャ・コレクションがやってくる!
アルフォンス・マリア・ミュシャ(チェコ語発音ムハ・1860~1939)は、現在のチェコ共和国に生まれ、
パリで活躍したアール・ヌーヴォーの代表的画家、装飾芸術家です。
「ミュシャ・スタイル」と呼ばれる、女神が優しく微笑み、
植物や流れるような曲線に装飾される作風で19世紀末パリのスターとなりました。
本展では、アール・ヌーヴォーの寵児ミュシャを代表する作品《ジスモンダ》(1894年)、《黄道十二宮》(1896年)から、
祖国のために制作したチェコ時代の作品にいたるまで、初公開を含むドイツのOGATAコレクションを中心に、
国内の美術館や収集家の所蔵する珠玉のミュシャ作品をご堪能いただきます

会期:2017年2月24日(金)~3月26日(日)10:00~17:00(入場は16:30まで)火曜日休館

会場:アスピラート 2F 展示ホール

入場料:高校生以上650円(550円)
※( )内は前売・20名以上の団体料金。
※中学生以下無料。
※障害者手帳等をお持ちの方ならびに特別支援学校に在学中の方と、その付き添いの方は1名まで無料。(要証明)
※財団会員ご招待。(1個人会員につき1名・法人会員は2名、1回のみ。)
※関連コンサートチケットをお持ちの方は当日受付にて提示で1回のみ無料。)

■見どころ

<パリ時代の魅力的なポスター・装飾パネル>
アール・ヌーヴォーの華と謳われたミュシャ。
19世紀末から20世紀初頭に制作されたポスターや装飾パネルは、ベル・エポック(良き時代)のパリを象徴するものでした。

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<暮らしを彩るデザイン>

ミュシャのデザインは、ポスターや装飾パネルなどの大きな作品にとどまりません。
商品パッケージから絵入りのメニュー、ポストカード、カレンダー、室内装飾までその仕事は多岐にわたります。

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<本の挿絵・雑誌の表紙>

画家ミュシャは、挿絵からはじまりました。
小さな画面に凝縮された世界は、挿絵にとどまらず頁全体の装飾からブックデザイン、思想にまでいたります。

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<わが祖国チェコ>
パリでの栄光を捨て、祖国チェコへ帰ったミュシャ。
独立したばかりの祖国のために、ポスターや紙幣、切手のデザインなどを、ほぼ無償で引き受けました。

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①《ジスモンダ》1895年 リトグラフ/紙 OGATAコレクション
②《4つの花「カーネーション」「ユリ」「バラ」「アイリス」》1897年 リトグラフ/紙 OZAWAコレクション
③《黄道十二宮》1896年 リトグラフ/紙 OGATAコレクション
④《桜草》《羽根》1899年 リトグラフ/紙 OGATAコレクション
⑤《四季「秋」の下絵》1900年 鉛筆、インディアン・インク/紙 箱根ラリック美術館
⑥《装飾資料集 PL33》1902年 リトグラフ/紙 OGATAコレクション
⑦《ホイットマン社のチョコレート缶容器》1900年 缶容器 OGATAコレクション
⑧《ランスの香水 ロド》1897年 香水瓶とラベル OGATAコレクション
⑨《ビザンチン風の頭部 「ブロンド」「ブルネット」》1900年 ブロンズ OGATAコレクション
⑩《パリスの審判(ヴィエイユマール印刷会社のカレンダー)》1894年 カラーリトグラフ OGATAコレクション
⑪《ルシエン フォコール コニャックのメニュー》1901年 メニュー OGATAコレクション
⑫《シャンプノワ社製絵葉書「12か月」より3月》1900年 ポストカード OGATAコレクション
⑬《ドイツ史の諸場面とエピソード》1898年刊 書籍 OGATAコレクション
⑭《白い象の伝説》1894年刊 書籍 OGATAコレクション
⑮《リンゴを持つ少女》 1920年 油彩/カンヴァス 箱根ラリック美術館
⑯《1918-1928独立10周年》1928年 リトグラフ/紙 OGATAコレクション
⑰《スラヴ叙事詩展のカタログ》1928年 展覧会カタログ OGATAコレクション
⑱《10コルナ紙幣》1919年 紙幣 OGATAコレクション
⑲《チェコスロヴァキアの郵便切手》 1918年 郵便切手 OGATAコレクション

■関連イベント

コレクターズトーク
ドイツ在住のコレクター尾形寿行氏に、ミュシャコレクションのウラ話などを、楽しくお話ししていただきます。
2月24日(金)11:00、13:30、15:00 各1時間程度
会場:アスピラート2F展示ホール
予約不要、参加無料※別途展覧会チケット必要

記念講演会「異邦人ミュシャ~ミュンヘン、パリ、アメリカ、そしてプラハ」
ミュシャ研究の第一人者、小野尚子さんを迎えて、ミュシャの素顔や最新情報をお話ししていただきます。
3月18日(土)14:00
会場:アスピラート2Fリハーサル室
講師:小野尚子(兵庫県立美術館学芸員)
定員:100名程度
参加無料(展覧会入場料は必要)
申込方法:2月11日(土)9:00~アスピラート窓口またはお電話にてお申し込みください。
※空席がある場合、当日参加も受付けます。

ワークショップ「チェコのクッキー“ペルニーク”づくり」
3月11日(土)14:00
会場:ルルサス2F フードスタジオ
講師:青木さやか(管理栄養士)
参加料:500円 定員:30名
対象:小学生以上(小学生の参加は保護者同伴)
申込方法:2月11日(土)9:00~アスピラート窓口またはお電話にてお申し込みください。



防府市制施行80周年記念

「竹澤恭子・宮田大・田村響 トリオコンサート」 


ミュシャ展開催を記念して、世界で活躍する演奏家を迎え特別プログラムでコンサートを開催します!
生涯、スラヴ民族や祖国への愛を持ち続けたミュシャをイメージして、ドヴォルザークやチャイコフスキーの名曲を中心に、
アール・ヌーヴォーのパリでの活躍をイメージしたショパンの楽曲などもお楽しみいただきます。

日時:3月24日(金)19:00開演
会場:アスピラート3F音楽ホール
<コンサート×ミュシャ展連携特典>
① コンサートチケットでミュシャ展の入場料を1回無料!
② コンサートチケットとミュシャ展チケット両方をご購入の方30名に抽選でミュシャ展図録をプレゼント!

会場装飾パネルの前でミュシャの衣装を着てみよう!
会期中、アスピラート2Fロビーで中高生のデザインしたミュシャ展装飾パネルを展示します。
また、ミュシャの描く女神をイメージした衣装を着て写真も撮れます!
装飾パネルデザイン協力:山口県立防府商工高校、防府市立桑山中学校、防府市立国府中学校
同時開催:「ミュシャ展デザインチャレンジ展」

オープニングイベント
「チェコのフォークダンス〝ポルカ”」パフォーマンス
日時:2月24日(金)12:00~15分程度
会場:アスピラート 2F 展示ホールロビー
出演(予定):チェコ国立国軍オンドラーシュ音楽舞踊団、山口県フォークダンス連盟
予約不要、観覧無料

OGATAコレクションとは
世界中に熱狂的なファンを持つミュシャの有力コレクションの一つは日本にあり、
実業家・土居君雄氏が30年に渡って収集、現在は堺市立文化館 堺 アルフォンス・ミュシャ館で
一部が展示されているドイ・コレクションです。
この土居氏のコレクション収集に尽力したのが、現在ドイツ在住のコレクター尾形寿行氏。
現在は自らもコレクターとしてミュシャ作品を収集する尾形氏のコレクションは、
ミュシャの代表作から本の挿絵、雑誌の表紙、ポストカード、切手、紙幣に至るまで
ミュシャの制作活動の全容を知ることができる、貴重な作品群です。


主催:(公財)防府市文化振興財団
後援:チェコ共和国大使館、チェコセンター、山口県、山口県教育委員会、防府市、防府市教育委員会、防府市文化協会、
防府商工会議所、(公社)防府青年会議所、(一社)防府市観光協会、tysテレビ山口、朝日新聞社、中国新聞防長本社、
毎日新聞社、山口新聞社、読売新聞西部本社、ほうふ日報、防日新聞社、山口ケーブルビジョン(株)、エフエム山口、FMわっしょい
協力:箱根ラリック美術館、OZAWAコレクション、OGATAコレクション
企画協力:文化企画

■問合せ:アスピラート[防府市地域交流センター] 0835-26-5151(9:00~17:00 火曜日休館)